講師紹介

講師紹介

島野泰史

Yasufumi Shimano
音楽監督、指揮 -Music Director, Conductor-

袋井市出身。15歳でオーストリア、ウィーンに渡りクラシック音楽正統派の演奏様式や、古今の大指揮者の系譜に連なる指揮技法の伝統を学ぶ。ウィーン市立音楽院(現ウィーン市立音楽芸術大学)ヴィオラ科で故H.ツェッレ教授(ウィーン放送交響楽団首席)、同音楽院指揮下にて巨匠カラヤンの愛弟子の故ラインハルト・シュヴァルツ、ゲオルグ・マルク(チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団首席客演指揮者)、ヴラディミール・フェドセイエフ(モスクワ放送交響楽団現チャイコフスキー記念交響楽団芸術監督および首席指揮者)各教授に師事し、全教授一致の最首席にてディプロマを取得。ヨーロッパ各地の国際音楽祭、マスターコース等にも参加し、故カール・エースタライヒャー、ユリウス・カルマー、マヌエル・エルナンデス、故エルヴィン・アッツェルの各氏に師事。

カルタヘナ国際音楽コンクール(スペイン)指揮部門において満場一致の第一位、同時にFESNOJIV財団賞(FESNOJIV=シモン・ボリーバル音楽基金FMSB)受賞。

ヴィオラ奏者としては在学中より巨匠故クルト・ザンデルリンク氏指揮下のバイエルン放送ユーゲントオーケストラの首席ヴィオラ奏者、ニーダーオストリア州立バードハル歌劇場ヴィオラ奏者もつとめる。

在学中よりその才能を認められ音楽の都ウィーンでデビューし、欧州各都市や日本国内でサヴァリア交響楽団(ハンガリー)、エルチェ市立交響楽団(スペイン)、チェルノヴィシー交響楽団(ウクライナ)、ソリデオシンフォニエッタ(韓国)、カメラータ・ムジカ・ウィーン(オーストリア)、東京フィルハーモニー、日本フィルハーモニーその他を指揮し、宮廷歌手オスカー・ヒッレブラント(ヘルデンバリトン)、小山実稚恵(ピアノ)、クリスティアン・ポラック(オルガン)他、国内外の数多のソリストと共演、各新聞紙上で絶賛を博し『ウィーン伝統を知る確かな指揮者』として高い評価を得る。

これまでにヨハン シュトラウス オペレッタ ウィーンの指揮者・音楽監督、ペナン州立交響楽団&合唱団常任指揮者兼音楽監督、180年の伝統を持つサンクトペルテン楽友協会1837(オーストリア)の準指揮者などつとめる。
内外のオーケストラを指揮する他、主宰するアンサンブル月見の里などで自らヴァイオリンとヴィオラを演奏したり、袋井月見の里ジュニアオーケストラ音楽監督をつとめるなど、若者の育成を通じ地方の音楽文化と芸術の発展・振興にも勤しむ。
公式サイト:www.jyshimano.com

岡田恵理

Eri Okada
-Violin-

5歳よりヴァイオリンを始める。愛知県立芸術大学卒業。
幼少の頃からバッハやベートーヴェンの音楽に親しみ、大学を卒業するまでの間、クラシック音楽に没頭する。在学中よりヨーロッパの芸術、絵画などに興味を持ち、現在では日本を始めとする各国の文化、芸術、音楽を愛し、演奏に生かしている。

大学卒業後、ドイツ、スペイン、チェコなどヨーロッパでのレッスン受講を経験し、その中でもプラハには度々滞在し、コンサートにも出演。さらに演奏の幅を広げるためにバークリー音楽院に留学。
これまでに、第50回記念静岡県芸術祭協賛部門記念演奏会「名曲の饗宴」、HAMAMATSU巴里祭2012Chanson concert、CBCやZIP FM主催のクリスマスコンサート等、様々なコンサート出演の他、テレビ・ラジオのレギュラー出演、フラワーアレンジメントとの共演、癌学会や日野原重明氏との共演、八事 興正寺にて声明とのコラボレーション等、幅広い活動を展開。

さまざまな人との出会いから、クラシック音楽だけでなく、ヴァイオリンの可能性を生かした演奏に興味を持つようになり、現在ではクラシックはもとより、ジャズ、シャンソン、ロック、民謡など幅広いジャンルの曲に取り組み、自分流にアレンジし演奏している。
高木豊美、山岡耕筰、岡野芳子、T.トマシェフスキー、E.フェイーギン、B.ノボトニー、R.トーマス、M.ラブソン、E.フリーセン、B.シーガー各氏に師事。
ソロ演奏の他、室内楽、オーケストラなどの演奏活動の傍ら後進の指導にあたる。
静岡県演奏家協会浜松支部会長、富士山静岡交響楽団団員、アンサンブル月見の里のメンバー。

櫻井慶喜

Takayoshi Sakurai
-Cello-

東京音楽大学器楽科、ウィーン市立音楽院(現ウィーン市立音楽芸術大学)卒業。
ローム・ミュージック・ファンデーション主催「夏のスイス音楽セミナー」に参加。ウィーン音楽セミナー、アマデウス弦楽四重奏団ノーベルト・ブレイニン氏のマスタークラス等を受講。

第19回マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール(イタリア)にて首位入選。

これまでに故中島隆久、堀了介、アダルベルト・スコチッチ、メズー・ラスロ、マリア・セルナーの各氏に師事。現在、ソロ、室内楽、オーケストラ等で活動する他、久石譲氏らとコンサートツアーを行うなど、多数のアーティストと共演、レコーディングやコンサート活動をしている。

東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団契約団員、アンサンブル鴻巣ヴィルトゥオーゾ団員、チェロアンサンブル008ユイットメンバー、オウル・ピアノクインテット メンバー、オトのハコブネ(ニッポン放送AM1242 FM93 番組 魔法のラジオ内ユニット)メンバー、埼玉県立大宮光陵高等学校音楽家非常勤講師。日本演奏連盟会員。

後閑由治

Yuji Gokan
-Klarinet-

群馬県出身。ヴィーナーノイシュタット市立J.M.ハウアー音楽院クラリネット専攻科、フライブルク州立音楽大学クラリネット専攻科を経てウィーン市立音楽院(現ウィーン市立音楽芸術大学))音楽理論・作曲家を卒業。

2009年よりウィーン・インペリアルオーケストラにも所属し、ウィーン・コンツェルトハウス、リヒテンシュタイン博物館での定期演奏会に出演。
オーケストラ演奏の他、独奏者として2006年ルーマニアにてクライオーヴァ市立管弦楽団、ボトシャニ市立管弦楽団に招聘され、両楽団とモーツァルトのクラリネット協奏曲を共演。
これまでにクラリネットを山本正治、三界秀実、村井裕児、クルト・シュミット、クルト・フランツ・シュミット、ディーター・クレッカー各氏に、作曲をヨハネス・クレッツ、ライナー・ビショフ両氏に師事。

笹原佑里

Yuri Sasahara
-Piano

静岡県掛川市出身。
3歳よりピアノをはじめる。中東遠PTCピアノコンクールE部門金賞。静岡県学生音楽コンクール中学生の部本選出場。
浜松学芸高等学校音楽科を経て、16歳にて単身ウィーンへ渡る。

プライナーコンセルバトリウム音楽院、
アントンブルックナー私立音楽大学(オーストリア、リンツ)コンサート科ピアノ専攻を最優秀の成績で卒業。

在学中、ヤマハ奨学金コンクール(ウィーン)第2位、第8回大阪国際音楽コンクール入選、ドリアードピアノアカデミー2009第1位、第18回ヴィットリア・カッファ・リゲッティ国際音楽コンクール(イタリア)第1位、第22回ヨーロピアンミュージックコンペティション(イタリア)第2位、2010年アントンブルックナー私立音楽大学内コンクール第2位を受賞。

現在、演奏活動の傍ら後進の指導にもあたる。ピティナ指導者賞受賞。 ドイツ語検定準1級所持。